内子のどぶろく「とんと」の特徴
愛媛県のどぶろく。なんと食用米ヒノヒカリを用いて作られており、米の味わいが大変に強くあり、とてもおいしいお酒になっています。
内子のどぶろく「とんと」の味わい
このどぶろくは、一切殺菌していない、火入れ一切なしの純米酒。
酵母を生かしておくと発酵が進み、瓶を破損させることもあることから、流通コストがかかる生酒ですが、米の香りや味わいが損なわれないので当サイト管理人のもっとも好みとする種類の酒です。
なかでもこのお酒は食用米のヒノヒカリを用いて作られており、アミノ酸度が高く旨味が強い酒になっています。
売り手のお父さんからお聞きしたところ、精米歩合は70%で、山田錦などの酒造好適米に比べて米のサイズが小さいがゆえのギリギリの妥協点とのこと。
私が最も美味しいと思っている酒は、(非売品で申し訳ないのですが、)ヒノヒカリで作られた、精米歩合100%の火入れなし無濾過生原酒で、その味にかなり近い
素晴らしいお酒だといえます。
こちらの甘口のどぶろく「とんと」は伊予弁で「お酒」の意だそうです。同様に、辛口のどぶろく「いっぷり」は「頑固者」の意で、やはりヒノヒカリが有名な熊本の「もっこす」に通じるものがあります。
内子のどぶろく「とんと」 の総評
- 日本酒はツンとするアルコール臭が苦手
- 日本酒は甘ったるいのが苦手
といった方に最適な、旨味あふれる食べ物としてのバランス感に優れた素晴らしいお酒。
評価としても最高クラスになります。文句無しでオススメです!
銘柄 | 内子のどぶろく とんと |
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蔵 | 企業組合内子ツーリズム |
蔵の住所 | 愛媛県喜多郡内子2703 |
種別 | 濁酒 |
内容量 | 700ml |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
原材料 | 米(ヒノヒカリ)・米麹 |
精米歩合 | 70%(非公開?) |
度数 | 14度 |