刈穂の蔵付自然酵母仕込み純米生原酒の特徴
池袋の西武デパートで購入した秋田の純米生原酒。
刈穂の蔵付自然酵母仕込み純米生原酒の味わい
底に澱が溜まっており、一見して無濾過あるいは濁り酒であるように見えるのですが、銘柄に無濾過と記載のないので、確信はありません。
すべてのもろみを酒槽でていねいにしぼり、そのまま成分無調整で瓶詰めしております
と瓶の裏ラベルに記載があるので、素直に読んだら無濾過と捉えて良いでしょう。
原酒としては度数低めの16度。普段から純米の無濾過生原酒を好んで飲むので、その中では軽めのお酒になります。生酛でかつ山廃でないので、木の槽と木の櫂を使って酛を作ったのでしょう、樽酒やウイスキーに通ずるような木由来の渋みが感じられます。未発酵の糖類を感じる甘みも残っており、渋さに負けないフルーティさも持っています。
刈穂の蔵付自然酵母仕込み純米生原酒の総評
純米無濾過生原酒としてのフルーティさを持ちつつ、生酛造りの力強さを兼ね備えたお酒。
残念なところがあるとすれば、若干渋みが強いところかもしれませんが、過熟成によるものかもしれず、さらに新しい状態でのお酒を飲めば評価が変わるかもしれません。
いずれにしても良いお酒であることには間違いないので、東北や都内の酒販店で見かける機会があれば、ぜひ試してみてくださいね。
銘柄 | 刈穂 蔵付自然酵母仕込み純米生原酒 |
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蔵 | 刈穂酒造株式会社 |
蔵の住所 | 秋田県大仙市神宮寺字神宮寺275 |
種別 | 生酛造り純米無濾過生原酒 |
内容量 | 720ml |
日本酒度 | – |
アミノ酸度 | – |
酵母 | – |
原材料 | 米(国産)・米こうじ(国産米) |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16度 |