鏡山 新酒搾りたて 純米酒の概要
埼玉の小江戸と名高い川越の蔵、鏡山酒造の醸す純米酒の搾りたての新酒。いわゆる生酒です。
鏡山 新酒搾りたて 純米酒の味わい
発酵が進んだ状態で飲んだためか、渋み、苦味が火入された銘柄に比べて強くなっています。とはいえ、「さすが鏡山酒造」というべきか、丁寧な造りが目に浮かぶようなフルーティな香りと甘さがしっかりとあるのが印象的。
ろ過はしっかりされているようで、澱は見受けられず、味わいもすっきりとしています。また原酒の表記もないですし、じっさいの味わいも生原酒にあるような強いアルコール感はなく、これまたすっきりとした味わいを作っています。
総評して、「新鮮さを残しつつもすっきり仕上げたい」という意図が感じられる造りです。
鏡山 新酒搾りたて 純米酒の総評
鏡山酒造といえば、むかし飲んだ「瓶火入れの純米酒」が美味しすぎたイメージがあまりにも強く、それに比べると一歩下がる印象がありますが、一般的な生酒の中で比較すればクオリティはけっして低くありません。もしかしたら、鏡山酒造のお酒は、瓶内での熟成によって本領を発揮するタイプのお酒なのかもしれません。次は同じ鏡山酒造の「瓶火入れ」を改めて入手して飲んでみたいと思います。
銘柄 | 鏡山 純米酒 新酒搾りたて |
---|---|
蔵 | 小江戸鏡山酒造株式会社KI |
蔵の住所 | 埼玉県川越市仲町10-13 |
種別 | 純米酒 生酒 |
内容量 | 720ml |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
酵母 | – |
原材料 | 米(国産)・米麹 (国産米) |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 17度 |